PMO案件がきた!エンジニアの心得

PMOという言葉は「プロジェクトマネジメントオフィス」のことを指します。オフィスと名がつくように、PM(プロジェクトマネージャー)がそのプロジェクトに対して一人いるようにPMOは複数名で成り立っている事が多いです。

フリーランスで仕事をする時に以前のクライアントやお付き合いのある方からPMOとして入ってくれないか、と誘われる事があります。なぜなら会社を辞めてもクライアントは腕のいいエンジニアに仕事を依頼したいのです。もちろん勤めていた会社にも後任者はいますが、現場の事をだれよりもわかっている人には、たとえフリーランスで働くとなっても、クライアントや元の会社から声がかかることもあります。エンジニアとしてはこれ以上嬉しいことはないでしょう。PMOは立場的にも、収入的にも魅力ある仕事なのはいうまでもありません。

フリーランスがPMOになるには、今までの経験が土台になっています。フリーランスで初めてPMO案件を受託する場合の、心がまえをいくつかご紹介します。1つは、PMとの関係性を明確かつスムーズにする事です。PMOはPMの右腕となって細かい作業をチームで作り上げていく事が多いです。PMの意向にそぐわない指示はチームメンバーを混乱させてしまいます。反対に、メンバーからの要望について正確に伝える必要もあります。もう1つはPMO同士のコミュニケーションが大切だという点です。外部からフリーランスで受託したPMO案件では、おそらく同じ様なPMOが複数います。その人達とのすみわけや担当、チームメンバーなどはいうまでもなく把握しておかなくてはなりません。